|
|
|
|
ENOSHIMA KOYA TIMES |
2009年1月 |
|
|
|
|
|
|
|
AM06:00
富士山が西に見えはじめたころ、片瀬漁港に船が戻って来た。定置網にかかった魚を素早く船からおろす。身を切るような寒さの中、選別作業がはじまる。小屋の料理長もこの仕分けに毎朝加わるが、氷に手をつけながらの作業は、この時期、身にこたえるという。ただ、その分漁師さんとの絆が錆びた船のビットと舫をつなぐよう確実に深まる。大漁ならば、漁師の顔に笑顔がこぼれ、不漁ならば、機嫌が悪い。漁師さんが命懸けでとってきた魚を大切に扱うことを、毎朝、ここで誓う。
相模湾の豊かな恵みが、一人でも多くの方にとどきますように。 |
|
|
|
|
|